我慢した人だけが手に入れられる 我慢した人だけが、理想の体型を手に入れられる? これは、半分は正解ですが、半分は間違いです。 もしも、我慢して理想の体型を手に入れたとしても、その我慢を一生続けることができますか? ほとんどの人が『無理』だと思います。 もしも、一生我慢できる人なら、ダイエットに悩んだりしないはずですからね。 そして、その我慢の紐が切れたときに、恐ろしいリバウンドが待っているのです。 ですから、我慢だけで手に入れた体型を維持するのは、とても難しいのです。 それでは、程々の我慢なら、どうでしょうか? 例えば、一日三食のうちの一食だけをカロリー制限してみる。 残りの二食は、これまで通りです。 このダイエット方法なら、あまり我慢を意識せずに続けられる人が多いと思います。 そして、この方法の成功ポイントは『一食分のカロリー制限』だけではありません。 まずは、一食分の食事制限に体を慣らし、徐々に残りの二食(通常メニュー)の食事量を徐々に減らすことが大切なポイントです。 よく、胃が大きくなったとか、胃が小さくなったという表現がありますよね。 しかし実際は、胃は大きくなったり小さくなったりするものではありません。 確かに食事をすれば胃は伸び縮みはしますが、基本的に基礎となる容量が増えたり減ったりする臓器ではないのです。 では、なぜそのような表現に納得する人が多いのか? それは、胃ではなく満腹中枢が麻痺してしまうからです。 太っているとか痩せているとか関係なしに、現在の体型をキープしている人なら、それは脳がその体型をキープするように満腹感をコントロールしているのです。 また、現在体重が増え続けている人なら、脳の満腹を感じる部分が鈍っている可能性があります。 この満腹中枢を正常に戻す、あるいは少ない量で満足感を得られるようにするには、間食をやめてキチンとお腹を空かせ、適度な空腹感のある時に正常な量の食事を摂ることが大切です。 そして、それまでより少ない量で満足感を得るには、ゆっくりよく噛んで食べるという習慣を身に付けなければなりません。 また、食事中には食べていることに集中し、脳に食べていることを教えてあげてください。 さらに、食事量は満腹まで食べることなく、多くても腹八分目に止めましょう。 このときもしも、食事量がまだ足りないとか感じるようでしたら、もう少しだけ量を増やすのは悪いことではありません。 それまでより少ない食事量を無理なく続けることが大切なのです。 PR